【スピッツ】草野マサムネ「いま中学生だったらYouTubeで充分満足な気がする」「ボーカロイドでも意外とホロリとさせられるんだよね(笑)」
(長文のため抜粋してます。全文はこちらで)
後藤正文×草野マサムネ対談THE FUTURE TIMES web
http://www.thefuturetimes.jp/archive/no05/kusano/後藤「本当にそれは善し悪しがあって。昔は原石みたいなのを磨いている余力が、ちゃんと大きいレーベルにあったんじゃないですかね。今はバンドとは契約しない、みたいになってきてますからね。アイドルのほうが流行ってるし、フットワークが軽いし、そういう意味では今バンドって、ちょっと苦境に立たされてる」
草野「そうかもね。まあ社会的には、大量消費・大量廃棄みたいなのがなくなってるのはいいことだけどね。ただ、雑誌にしても新聞にしても紙を使わないでオンラインで見れたりするのと同じで、音楽もスタジオを使わなくてもある程度のクオリティのものが家でできちゃう状況になってくると、それはそれでどうなのかな、と。古い世代としては、寂しい思いもちょっとあったりするよね。もう宅録のソフトなんかも今は安く、簡単に手に入るようになってるからね」
後藤「ですよね。だって今、ボーカロイドのアルバムが1位獲ったりするような時代ですもんね」
草野「そうそう。で、そのボーカロイドでも、意外とホロリとさせられるようなものがあったりするんだよね(笑)」
後藤「そうなんですよね(笑)、クオリティ高いですよね。でも否定するわけじゃないんだけど、“でもこれ、誰も歌ってないんだよな”っていうのもある。そこは俺の感覚が古いところもあるんでしょうけれど(笑)。でもさっきの大量消費・大量廃棄で話でいくと、僕は、だんだんCDへの愛着が薄れてきてるんですよ。もちろんジャケットやアートワークを作るときにいろんな人の思いは乗ってますけど、“これって工業製品だな”と思うというか。一律3000円みたいな決まりがそういう印象を強調している気がします。“CDってどういう質のものなんだろう?”みたいなことは、ここ何年かずっと考えています。“メールでも送れるようなものをこの円盤に入れてる意味って何なんだろう?”みたいな」
草野「でもレコードとかCDに親しんだ世代のほうが、人口がまだ多いんだよね。若い人の人口が少ないから、なかなか廃れない理由ってのは、そのへんにもあると思う」
後藤「そうですね。逆に物っていうと、レコードのほうが最近は愛着が湧いてるんです。彫ってある、否応なくここに書いてあるというのが実感できるというか」
草野「うんうん。若い世代はそういうこと思わないかもしれないけど、塩ビのレコードをターンテーブルに乗っけて聴く行為に、ちょっと音楽を聴く儀式みたいな良さはあるな、と思いますね」
後藤「そうなんですよね。買って開けた時の匂いがいいとか……単なるフェチみたいになってますけど(笑)」
草野「(笑)フェチなのか、ノスタルジーなのか」
後藤「でも音楽の現場で、そうやって“これ、どうなのよ?”みたいに思ってることって、世間一般のことと共通項があるような気がいつもしてます。ある種の鏡になってるっていうか。ミュージシャンならライブとか、フィジカルな現場に対する愛着が高まってることは、社会が高度に情報化してることと繋がってるし。反動というか」
草野「そうだね。ほかのジャンルでも、まあ映画とかにしても、今はけっこう安く撮れちゃったりするからね」
後藤「はい。カルチャーの分野だけを見回しても同じことが起きてるという認識があるから、音楽と容れ物について自分が考えてることは無駄じゃないというか。どこか応用できるんじゃないかと思って、いつも考えています」
草野「たぶん俺、いま中学生とかだったらYouTubeで聴くだけで充分満足するような気がするな。好きな曲についても」
後藤「僕もそんな気がします。というか、夢のようだと思いますよ。今はもうタダで、ネット上に音楽が山ほどあって。でもそれは、こと音楽の未来を考えたら、すごく明るいことのような気がするんですけどね。東京にいるトンガったヤツじゃなくても、田舎町の子とかでもトンガった音楽にたどりつくフェアな土台が登場したことが、音楽における一番輝かしいインターネットの功績だと思うんですけど」
草野「うん。そうですね」
ようつべで十分とか思ってそう
>僕は、だんだんCDへの愛着が薄れてきてるんですよ。もちろんジャケットやアートワーク
>を作るときにいろんな人の思いは乗ってますけど、“これって工業製品だな”と思うというか。
>一律3000円みたいな決まりがそういう印象を強調している気がします。“CDってどういう質
>のものなんだろう?”みたいなことは、ここ何年かずっと考えています。“メールでも送れる
>ようなものをこの円盤に入れてる意味って何なんだろう?”みたいな」
後藤のアホは再販制度って知ってるのか?
どっちも、たいして曲は聞かないけど
> 東京にいる トンガったヤツじゃなくても、田舎町の子とかでもトンガった音楽にたどりつくフェアな土台が登場した
↑このせいで音が均一化して、つまらなくなった面もある。
均一化してんならとんがってないんだろ
>>17
ヒント 殺人バックドロップ
ゴタツかよ!
足を運んでくれるお客さんの前で歌う、っていうことにまた戻ったんですかね
おお、リアルデトロイトデスメタルシンジケートのマサムネ様だ。
今は悲惨だと
初音ミクと宮沢賢治、それはそれで違和感なく合ってた
おもしろい試みだと思った
冨田勲さんの作品?シンセの神様も最近ボカロに凝っているよなあ。
タモリ倶楽部で、「僕が若いころあれこれ挑戦して出来なかった事が、今はボーカロイドで簡単に出来ちゃう」って言ってたなぁ
スピッツっていまだにレコードもだしてるのかな?
出してるよ
ノスタルジーや新しい物への反発でしかないよね
レコードやエレキギターも工業製品だしこれらが登場した時も同じ批判にさらされてただろうしね
そういう感性しか育ってないお前のようなやつを見ると妙に納得する
有名な人なのか?
>>36
アジカン
昔、「ボーカロイドなんて所詮オタコンテンツだ」なんてメイン音楽界隈が冷笑してたら
ネット環境とも相まって、あっという間に10代層に普遍価値化されて、
今までそこに鎮座してたアーティスト層やらが、その界隈に入り込む事すら難しくなったからな
まあ今や海外のアーティストでは箱で稼ぐってのがメインになってるし、
ネット配信などで上手く環境に合わせてる(弊害もかるけど)のだけど、日本の業界は色んな意味で旧弊があるからね
結局20年前から変わらずマスメディアの意向次第の動向になってる。
まあこれはアーティストの意識やファンの意識の問題でもあるのだけど
K-POPもニッチながら定着してるしね。
若い世代のバンドはただでさえ少ないパイがさらに小さくなってる。そのことに対して、後藤は
「自分のレーベルのバンドとかも、30でバイトしながら音楽をやっていたり。“大丈夫?”みたいな
気にもなるけど」だもんな。完全に他人事w
>>38
多分それはあなたがネットを通した10代しか知らないからだと思います
今18だけど高校の時も今もボカロを聴くのは一部(いわゆるヲタ系)だけですよ
ネットで聴いてもボカロCDまで買うような人は滅多にいません
ボカロがこれだけ人気コンテンツになったのは幅広い年代のヲタ系に受けたから、
円盤をファンアイテム的に買うヲタ系に受けたからであって
10代の圧倒的支持!ってわけではないと思います
スピッツってシングル全曲youtubeにPVアップしてるよね
CCCDの時もスピッツのCDはダビング可だった。(確か音のこだわりだったような)
あ、同感。
どんなに流行ってても、あの合成音は生理的に受け付けない。ちょっと鼻が詰まった感じも。
K-POPの日本語曲とかも歌い手の好き嫌い無関係にダメだったから、
自分は、歌の流れやイントネーションに少しでも違和感感じる系はダメなんだと思う。
ぱみゅぱみゅは聴けてもPerfumeはムリ、とか
あるあるwwwwwww
メロディいいかなーと思ってもイントネーションが変って思うと無理だわ
どんなに調教とやらをしても今の技術じゃどうしても不自然さが出てしまうのに
なぜ生身の人間じゃ駄目なのかが理解できないな
曲や歌詞が良い物もあるというのはわかるけどさ
>>81
”ボカロP”っていうボカロ曲の作り手だとか
ボカロ曲を人間が歌う”歌い手”も(時にアレンジして)
ファンの女の子を食い散らかしているって話だよ
なんてことはない、どこの世界も同じようなもんじゃね
規模はだいぶ小さくはなっているけれども
女の子たちは、小さい世界の名誉だとか権威でも
この人、ステキって身を投じるわけで、そこだけが特?ではない、のかなぁ
条件さえ合えば、男は大体がひどい
ストイックな奴か、性的に自信がない、そういう性癖じゃない場合は除くけど
>>83
有名アーティスト様がボカロをカバー?してもいいんだよ
別にボカロ曲はボカロが絶対的な縛りでもないだろう
ただ、上手くいくかは保証しないが
鏡音リンのココロとか何とかいう曲は涙がきらりした
PVみたいに視覚で音楽捉えちゃうと、与えられたイメージに固定されちゃうからなぁ・・
レコードやCDオンリーで音楽と付き合ってきた世代としては、
耳に流れる音楽から自分で勝手に曲の世界を頭の中でイメージして想像してる方が楽しい
youtubeはいいんだけど結局古いものばかりが掘り起こされる
あらゆる音楽にアクセス出来て、しかも大量に曲が溢れてると
結局は、知名度とキャリアのある人に落ち着くと言う…
好きなミュージシャンの音楽に対価を払うのは当たり前だと思うが
ボカロっていうほど売れてないけどなw
小説だしたことでキャラクターのファンがついた自然の敵?は10万超えてるが
別に曲の魅力で売れたわけじゃないし
あとは2000円の低価格アルバムを1、2万のやつがいるぐらい
>>58
それ言い出しちゃうと
曲がいいと思ったからじゃなくて
歌う人だとか作った人が気に入ったからってのもダメになるし
CMやらドラマ、番組のタイアップソングってのも
まがい物だからノーカンってことになるよね
数字そのものは景気がいいけど、本当にいい曲だと
純粋に評価して買った、聴いてる人なんていないんじゃね?
たとえば、耐え切れない寂しさのあまり
普段聞かないラジオなんかをつけてじっと横たわっている時に
流れてきた曲が沁み入っちゃって買っちゃいましたってのは
自分のコンディションも入ってるから、これもノーカンだな
CDチャートはズルばっかりで
ダウンロードにはいまだに消極的な奴らがいるから成り立たない
コレクターアイテムとしては
そのときそのとき劣化していく味がある
レコードやソノシートの方が良かったかもね
初音ミクをオリンピック開会式に出せたら
日本の音楽は独自発展したなと評価するだろう
新しいことに取り組むパワーを見せられるかねえ
そうなるともうボーカロイドの魅力なくなるな
もしそうなったらボカロじゃなくなるからわざと機械の音声っぽさを残すだろ
というか、ニコニコとかはわりと狭い市場だけど
ようつべなんて世界に広がってる市場のはずなんだよな
そこを宣伝の場として、各国でiTunesだの各種音楽配信で利益を出すことはできる
アレな人がビンビンに反応するだろうけど
カンナムスタイル? アレなんてその手法で成功した部類だろ?
まぁ、騙されているだとか、お金振りまいてるだのって言い分もあるんだろうけど
日本がそれをやっちゃいけないって法もない、バレたらブーイング必至だけども
それが日本でできてないってのは
既得権益がかっちりしすぎてるせいなのかなんなのか知らないけど
まだ、ヲタコンテンツとしてつながってるボカロの方が
世界で戦える土台があるってことでもあるんだよな
>>101
関心は持ってもらえてるだろうけど、
値段が全然違うからな…
アマゾンとかで各国のアルバムの値段を確認すれば分かるけど
客観的に見て、これだけ高い物を買ってる人がいるのが逆に凄い
>>117
日本の一億何人の市場で
3000円で100万枚売るより
世界の70億人の市場で
100円で1000万人売った方がえらいし
儲かってなくてもリスペクトされると思うけどね
というか、旧態然したレコード会社の人員とかのコストとかを
無駄としてカットすれば
(ネット配信、DL販売、ようつべでの宣伝の利点ってそこだろ?)
もっともっと小規模な売上でも成り立つわけだよ
日本での値段が異常だし
それ基準で算盤はじいてるから、考えが歪む、おかしくなるんだよ
YouTubeで十分なのが草野
YouTubeでカウントを増やすのがお前ら
ボーカロイドでホロリとするのが草野
ボーカロイドのフィギィアで首がポロリとするのがお前ら
【音楽】草野マサムネ「いま中学生だったらYouTubeで充分満足な気がする」「ボーカロイドでも意外とホロリとさせられるんだよね(笑)」http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1378944378/
マジで言ってるならショック ○ねよ後藤
確かに、草野さんは言い回し方が上手いな