音楽業界それなりに長いけど質問ある?
作家として10年やってる。
音楽事務所の丁稚奉公からプロデューサー、ディレクターとひと通りやった
http://viper.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1398075172/
どんな・・・それは何になりたいかによる
でも共通して言えるのは体力と理不尽さに耐える能力
理不尽ってどんなの?締め切り極端に短いとか?
Pにデモ送って許可とって制作にとりかかってるのに
「アーティストの方で、やっぱりこういうイメージで欲しいと言われまして」
みたいな事言われても「しょうがないですねえ」で流せるとか
まあ、丁稚奉公時代ならもっと酷い
普通にモノとか投げつけられる
働いてるよ。今日も〆切だったよ
それな
>>17
別に勝ち組だって思ってない
明らかに収入は同世代のリーマンより低いし
この業界先が全く見えないし
>>18
月収にするとまちまちだがならすと今は年間500ぐらいかな
フレーズがかっこよかったりエフェクトガンガンかければ気にならない?
耳のある人が聞けば分かるけど
正直今そこちゃんと聞けるDやPがぜんぜん居ない。
もちろんエンドユーザーには一部のマニアを除けば
ほとんど聞き分けられないと思う
>>32なるほど
貴重なご意見ありがと
お金たまったら高いギター買うわ
やっぱシールドとかも安いのだとノイズ気になる?
オーディオテクニカの2000円ぐらいの使っておけば
まあそうひどい事にはなんないよ
値段よりも状態が悪いとガリ出るから断線だけ注意な
>>42あざす
繰り返ししつこくてすまん
弦やオーディオインターフェースでも音質変わる?
>>51
オーディオインターフェイスでは結構変わるかも。
でも最近のインターフェイスはかなり優秀なのでどれもそれなりかな
業界標準は今はRMEのFirefaceが主流だと思う。
弦は結構変わるんじゃないかな、特に太さが違うと音質が変わる。
ただ、すごい良い弦にしたら良い音になるとは限らないw
>>23
経歴ってほどでもないけど、大学のジャズ研入って、そこから
とあるギタリストのローディで業界入って
その人にぶん殴られてクビになって、別の小さな音楽事務所に入った
当時は音楽バブルの時代だったから、業界入るのは簡単だったけど
とにかく超絶ブラックだった。
その後、スタジオミュージシャンとしてちょっとずつ仕事入るようになって
作曲の方の仕事もやるようになった
音楽業界って専門性が高いと言うか
浮世絵離れしている感じがして、どうすればうまい質問できるのか分からないんですよ
なんか面白いエピソードありません?
>>24
面白いエピソード・・・・・・・
んーとね、とても有名な大御所のドラマーが居るんだけど
その人がほにゃららで逮捕されて、しばらくホされてた事があるのね
そしたら、その人、レコーディングの現場に勝手に入って来ちゃって
もちろん他にドラマー居るのに、コントロールルームに居座って
「ふむふむ」みたいな感じで見てるの。
で、若手のドラマーとか萎縮しちゃって上手く叩けなくて
「あの、よかったら◯◯さん、叩いていただけないでしょうか・・・」
みたいになっちゃって、そんな感じで横から仕事かっさらっていった
って事があったよ。面白いっていうかクズエピソードだなw
なにそれ、なんなの
芸能みたいな話じゃないですか
プロデューサーとしちゃペーペーなんでそんな大物を扱った事はないです
楽曲提供やレコーディングでなら関わった事あります
佐村のせいで仕事の取り分減ってるんだけど
大丈夫、みんな業界の人は分かってやってるから
表向き佐村河内さんもてはやすけど、我慢してね
まあ、あれも一つのエンターテイメントだよね
ビジネスとしてアリだと思うよ。アイドルの口パクと一緒だしね
楽器弾きとしちゃそういうのがウケるってのは寂しい気分にはなるけどね
最高だと思うwwwww
色々と混じりあっていて不思議な世界ですね
>>49
ミュージシャンに関して言うならば、基本は職人ですね。
どんなにペーペーでも腕さえあれば文句は言われません。
逆に大御所になっても腕が落ちてきてレコーディングでモタつくようだと
徐々に切られて行きます。
作家についてはもっと複雑ですね
基本的には売れれば官軍みたいなトコはあります
書いた曲が一曲でもヒット出れば、その後はチャンスは増えます
>>50
基本的にはTV側から事務所にまずギャラが支払われます
で、そのギャラの中からミュージシャンの予算が立てられて
そこから支払われます。
ちなみに、今はそもそも音楽番組へっちゃったけど
Mステとかああいうのは大半がアテブリ(実際弾いてない)なので
だいたい若手のやっすーいミュージシャンが使われます。
あ、アーティストのギャラ、って意味ならば通常は局から出演料がもらえます。
別にいいんじゃないかな、ゲームが好きなだけじゃなくて
その音ゲーの音楽が好きなら充分音楽好きだと思うよ
俺自身、音ゲー曲で好きな曲けっこうあるし
音響や効果音とは違うと考えていいのかな
>>57
音響はPAとかエンジニアって事かな?
そっち方面は素人に毛が生えたレベルです。
最近のクリエイターは中田さんみたいに
ミックスからマスタリングまで全部できる、って人も多いけど
俺は餅は餅屋だと思って、信頼できるプロの方にお任せしています。
効果音はあれはまた全然別の話ですねー
まあそもそも最近の効果音はたいてい
キングあたりから出てる「効果音大全」みたいなヤツから
ひっぱってきてるのがほとんどですが・・・
ただ、楽器をつかった効果音(ドリフのオチの音みたいなの)は
こっちの業界で作る事も結構あります。
ドラマなんかだと、そういう2小節で終わる曲とかも楽譜が出てきて
「びょえええええ~ん」みたいに演奏して録音します
あ、ドラマだと違ったりするんだ
なるほど
バラエティー番組はどうなんですか?
>>74
バラエティの効果音はほとんどが
版権フリーの音源か、もしくはJASRAC管理の音源の一部を使うという形です
番組用に新たに作るのはテーマソングやオープニングのジングルとかそのぐらいだと思います
だからちょっと寂しかったのか
toeみたいな活動に憧れてる。
>>60
それも立派な活動のしかたの一つだと思う
というか、この業界でプロとしてやってても
別で副業持ってる人はいくらでもいるし
今はネットのおかげであまり時間やお金をかけないでも
ファンをキープしたまま自分の活動を続ける事ができる時代なんで
兼業アーティストでぜひ頑張って下さい
でも、間違って売れちゃうと仕事してる余裕なくなりますので
その時はどっちか覚悟を決めた方がいいかもしれません。
どういう形で、というのは言えませんが一度お会いしました
礼儀正しい良い人達でしたよ
「ああ、売れ方分かってるなあ」という印象を受けました
「売れ方分かってる」というのは、逆に言えば「あざとい」からじゃないでしょうか
後ろにオトナの気配をびんびん感じますし、そういう商業主義的な匂いが嫌がられている
みたいなところなんじゃないでしょうかね
>>71なるほど
スゴい人ですね
>>72
若いバンドマンで、あれだけビジネスの仕組みまでしっかりわかってやっている人は少ないと思います。
ただ、逆に「そんな事にアタマ回さないでやりたい放題自分の音楽ができるようにさせてあげたいなあ」
とも思いますね。せっかく才能あるアーティストなので。
って上から目線で言ったけど、別に俺は彼らをプロデュースしてるわけでも何でも無いので
外野から見たただのチラ裏ですw
事務所なりレコード会社なりに勤めている人ならちゃんと福利厚生はあります
俺はフリーなのでそういうモノはありません
3月は確定申告でわやわやします
>>81
へー、そうなんだね
デモテープとかの審査って、やっぱ年齢で落としたりするのかなあ?
オッサンがデビューしたとかって、あまり聞かないもんね
海外だとあるみたいだけど
>>82
今の音楽業界はデモテープの音だけで判断する事はほとんどありません
そのヒトの見た目やパフォーマンスから、どの程度客を持ってるか、まで
色々見た上で交渉に入ります。
ちなみに、年配のアーティストがデビューする事が少ないのは純粋に金銭的な問題です
若いバイト暮らしのバンドマンなら月給手取り15万とかでもまあなんとかやりくりしますが
例えば妻子があってマンションの家賃が月に20万、なんていうヒトを売りだそうと思ったら
月額の経費がえらいことになります。
「それを補って余りある利益をこの人なら叩き出せるかも!」っていうギャンブルをするのは
今の自転車操業の音楽業界にはあまりにリスキーすぎるので、オッサンデビューが少ないんです
ふーん、面白いね
まあ、今はYouTubeなんかで公開して趣味でできるからね
音楽で食っていくのは大変そうだ
がんばって下さい!
答えてくれてありがとう(=゚ω゚)ノ
>>84
そうですね、音楽業界は年々市場規模が縮小してますからね
今後の見通しは暗いです
しかし業界のトップ陣は未だに「またCDが売れる時代が来る」と思っているらしく
新しい音楽業界のあり方を模索しようとしていません
もしかしたら一度この業界破綻してもう一度再編成、みたいな形になるかもしれません
とはいえ俺ももうこのトシまで音楽屋でやってきたので
今更ツブシがきかないので、この道で頑張って行こうと思いますw
どんなサイクルなんですか
>>85
業界内の業種にもよりますが、例えばレコード制作なら
借金をして制作費を作る
↓
そのCDの売上で借金を返す
↓
次の制作の借金をする
みたいな流れで自転車してますねw
なるほど、今でもCDで回してるんですか
売れるんですか
>>90
CDが売れなくなった売れなくなったとは言われますが
CDというのはものすごく利益率の高い商品なんです
例えば、アルバム1枚作ったとして
単価3000円で5000枚売ったとします
そうすると、1500万円の売上ですよね
今、アルバム一枚作るのに制作費コミコミで300万ぐらいなので
1200万円の利益がでます。
(もっとも流通で3~5割引かれるんで実際は600~800万ぐらい)
対して、ダウンロード販売はまず単価が安いので
アルバム1枚8曲入りだとして、一曲200円だとしても
アルバムあたりの単価が1600円まで落ち込みます。
つまり、利益率が半分になってしまうんです
しかも配信は全曲ダウンロードしてくれるわけではなく
だいたい人気曲のみのダウンロードになってしまうので
かなり偏りも出ますし
なので、今でもCD販売がやはり業界としては主流にしておきたいんですね
また、実際に幾つか作ったことはありますか?
>>88
どう・・・と言われても難しいですが
良いものは多いと思います
実際に作ったことももちろんあります
むしろ最近の作家でアニメやゲームの仕事をした事ない、という人は
ほとんど居ないのではないでしょうか・・・
大御所に近いような立場の作家さんですら
名前を変えて萌え業界に進出していますから
ただ、どうしてもジャンル的に偏るのが残念ですね
最近アニメ・ゲーム関係にしてもアイドルにしても、四つ打ちばかりで
もうちょっと違う音楽も作りたいなあ、とはよく思います
>>89
なるほど・・・
確かに、最近は普通にJポップの有名な曲作っている人でも、アニメの曲作ったりしてますもんね
少し、話題が変わりますけど、最近はアニメや●ロゲにしても、音楽クリエイターチームを結成して楽曲制作している作家さんが多く見受けられる
ように思いますが、やはり単独で活動するよりもメリットが大きいのでしょうか?
>>91
簡単に言うと互助活動みたいなものですね
やはり作家といっても得手不得手があるので
例えばダンスチューンが得意な人、ロックが得意な人、バラードが得意な人と居ます
なので、専門外の仕事を振られた時に、クオリティが足りずに自分の評判を下げるか
他人に振って自分の評判を上げる機会を逃すか、というジレンマに陥ります。
ところが、クリエイターチームとしてやっていれば、ジャンル関係なく
ガンガン仕事を受けて「チームの評判が上がる=自分の評判も上がる」
という体制を作る事ができますので、営業をかける時に有利になるんです
あとは、作家も元は楽器弾きである場合が多いので
ベーシスト出身、ギタリスト出身、ピアニスト出身、と各種チームに揃っていると
自宅スタジオレベルで良い案件の場合、ミュージシャンフィーをあまりかけずに
自前の人材だけで全部録音する事ができるんで、それもメリットになりますね。
それと、チームにすると当然その人数分だけ実績の数が増えますから
一人だったら10曲しか実績がなかったのが、三人なら30曲の実績ができます
そういう意味で、ブランドイメージを高める事ができるのもメリットでしょうか
えーと、なに質問すればいいかな…
性格は向き不向きありますか
音楽は好きだけど、音楽業界には向かない人とかいそうですけど
逆も
>>94
確かに質問ある?って言われても質問しづらいよな
色々きいてくれてありがとう
性格はまあ、敢えていうならば杓子定規な人には辛いかもしんない
とにかく何から何までイイカゲンな業界だから
色々な事がちゃんとしてないと我慢できない、みたいな人には向かないかなあ
例えばレコーディングでギター録るから、ってギタリスト呼んで
まあ最初にギャラとか取り決める場合もあるんだけど
場合によっちゃ全部終わったあとに「ところでギャラの相談なんですけど」
みたいな感じで後出しで決めたりする事もあったりして
まあ、そういうのはある程度気心のしれている場合だけで
初対面の人とかにはさすがにちゃんとするけど・・・w
そうですね、ミュージシャンは完全に職人です。
作曲家が建築家、ディレクターが現場監督、プロデューサーが総監督
制作会社が請負元の住宅会社、みたいな感じに近いかもしれません
気軽に買えないんだけど
>>98
そうですね、メジャーのCDは正直高いと思います
とはいっても90年台から値段は変わってないんで
本やマンガに比べたらある意味良心的だと思うんですけどね・・・
やっぱりYoutubeなどの普及で音楽の価格そのものに対する意識が変わったんでしょうね
ただ、前述のとおり、音楽業界ではCDの利益率でなんとか保っているところがあるんで
おそらく今の経営陣が退かない限りは価格は変わらないんじゃないでしょうか・・・
>>101
うーん、個人でのプロモーションには限界があるので
マスメディアに進出するにはやはり事務所の力が必要になります。
特に、TVなどの大手は法人相手じゃないと取引をしないところもありますので
なので、個人でのプロモーションでスターダムにのし上がった実例、というのは
やはり今のところないですねえ(今やスターダムってほどのものじゃありませんが)
ただ、今のご時世、新人をゼロから育てるよりも
個人で活動している中から拾い上げて売っていく方が
コストもリスクも少なくて済むので(企業が即戦力を求めるのと同じリクツです)
それこそニコ動とかでプロモーションをして目をつけられて
メジャーに上がった人は多いですよ
>>103
個人的にはAKBの売り方は音楽業界の滅亡を早めるだけのものでしかないと思います
あれによってCD売上の大半が圧迫されて、AKBとジャニーズ以外のCDというものが
そもそも一般視聴者の目に止まりにくくなってます。
AKBの市場がこれからずっと続くのであれば、そこで利益を上げて
他の部分に回す、という事も可能だと思いますがおそらくさすがに
そう上手くはいかないでしょうから、それが無くなった時に
業界全体がおそらくかなりのダメージを受ける事になるんじゃないかと。
これは90年台末のCDバブルの時も同じ事が起きてて
GLAYやラルクやB’z、浜崎あゆみに小室ファミリーにSPEEDなどなど
ミリオンを飛ばすアーティストがひしめいていた時に
とにかくそのブランドでCDを出せば売れたんですよ
なので、その間、各レコード会社や音楽事務所はそこで利益を上げる事に躍起になって
その後に続く世代のアーティストを育てる事を怠ったんですね
なので彼らが解散、活休、結婚、その他で落ちてきた時に
次の弾丸の用意がなかった、というのも今の音楽業界の斜陽の原因の一つだと思います
ただ、当時と今で違うのは、当時はもし誰かがそれに気づいていれば(後の祭りですが)
後続を育てるだけの、そして新しい音楽ビジネスの形を作り上げるだけの力も予算も
音楽業界全体には充分あったんです
ところが、今はもうその力は業界全体には残ってません
なので、おそらくAKBが沈んだ時、どうすればよいか誰にも分からないんじゃないでしょうか
ちなみに、AKBのグループ自体については音楽業界ではただのドル箱としてしか見てませんが
金にあかせて良い作家や良いミュージシャン使ってますから、クオリティは高いですよ
ま、歌がお察しなので台無しですがwww
個人的に思うのはAKBグループをCDが売れない理由にしてる人が多いんじゃないですか?
歌が良ければ売れるはずなのにそれが出来ていない だから特典を付けないと売れなくなる これはAKBのせいではなくて時代のせいだと思います
>>107
歌が良ければ売れる、というのは、基本的に幻想だと思っています。
もちろん、良いモノはある程度はちゃんと人が見てくれます。
ダメな物はなかなか見てはもらえません
ただ、これがマスメディアに乗っかって日本全国に出て行くと
そもそも「ヒトの目に触れる機会があるかないか」の時点で格差が生じるんです
なので、理想は「良い物を、多くの人の目に触れさせて、売れるようにする」なんですが
悪貨は良貨を駆逐するの例えのとおり、良い物を作るにはお金がかかります
悪いものを化粧でゴマカす方が安上がりに済んでしまうのです
なので、内容が空っぽでも売れるモノの方が多くなってしまうんですね
もちろん、CDが売れないのはAKBのせいではないんですが
AKBのおかげで「本当は音楽が売れてないのにお金が儲かっている」人達がいます
なので、その人達は音楽をいかにして売るか、という事をサボってても生きていけるんですね
そのため、AKBが無くなったらどうすればよいか、という事を考えられていない、というのが
「音楽業界の滅亡を早める要因になっている」といった理由です。
ちなみに、AKBにせよジャニーズにせよ、作っている作家、ミュージシャン、エンジニアは
厳選された一流の人間が全力で作ってますから、楽曲自体のクオリティは高いと思いますよ
その通り凄い正論だわ
そのCDバブル崩壊を救ったのがAKBじゃないの?
だってAKBなかったら音楽業界に大打撃を受けているでしょ
>>108
まあ、救ったといえば救ったんですが
音楽バブル崩壊からAKBの台頭まで、エアポケットみたいな時期があるんです
そこで、音楽業界の大半の企業は、音楽バブルで作った貯金を吐き出しちゃったんですね
なので、今はAKBで辛うじてもっているけれど、業界全体はピーピーです。
AKBが無くなって、あとアニメとゲームが売れなくなったら
多分この国の音楽業界はホントにやばいと思います。
何に使ったんだよ・・・
時代の変化についていけず、相変わらず湯水のように使っていた経費と
まあ、あとはCDバブル時代に後続のアーティストを育ててなかったツケで
ゼロからアーティストを育てるハメになった育成コストですね
レスさんくすです。
即戦力の条件として、個人で活動してる場合ライブハウスでの集客数、演奏力、ビジュアル、楽曲などはどの程度がK点になるんですかね
演奏力がなくても、集客数がめっちゃある方が目をつけられやすいのでしょうか?
逆に楽曲がめちゃくちゃよくても、集客数がなければはねられる可能性が大きいでしょうか、今の時代
集客力はどの程度重要視されてるのでしょう
>>104
そうですね、重視されるのはライブの集客力、Blogのアクセス数、ツイッターのフォロワー数あたりでしょうか
次がビジュアルと、パフォーマンス。要は見た目で華があるかどうかですね
演奏力はあまり考慮されませんね。
まあある意味若いミュージシャンなら今後鍛えればいくらでも伸びる要素でもあるので
あとは、集客力やアクセス数などが少なくても
何かユニークな事をやっていて「これは場所を変えれば刺さる」と思えば
目をつける可能性もあります。
そこら辺は要するにプロデューサーの想像力の問題で
「こうやってここに出してこう売れていく」というビジョンが想像できれば
拾って育てていくと思います。
ただ、その障害になるのが、大手の場合は上層部を納得させる事
今までと似たようなやり方で売れていくのは明らかに難しい時代なんですが
今音楽業界はとにかく冒険している余裕がないので「ダメだったらどうすんだ」
と言われると何も言えなくなります。
そのため、ありきたりなプロモーションで使い潰されて大した事もしてもらえず
鳴かず飛ばずのまま2年で契約解除、なんてのはよくある光景です。
逆にベンチャーは冒険する気概はあるんですが、資金力が壁になります。
やはりプロモーションというのは金がかかるので、それを捻出できないまま
事務所もアーティストも頑張ってるのに、金が無くて上にいけない
という姿もよく見受けられます。
90年~00年前半までは、店舗でBGMとして音楽流してたけど
ジャスラックが大暴れした結果、最近はどこも流すの止めたっぽいわ
自分もJPOP聴く機会すら無くなった気がする
>>109
まあ、あのクソ利権団体を養護するつもりはありませんが
問題はJASRACだけではないと思いますよ
今、どこのお店に行ってもBGMが無いという事はありませんが
それはJ-POPじゃなくても大抵JASRAC管理曲です。
単にJ-POPを流す事が飲食店や小売店のプロデュース上メリットでは無くなった
という事なんじゃないかと思います。
例えば原宿のオシャレなカフェではジャズやボサノバなんかがかかってますが
それもやっぱりJASRACの管理曲なんですよ。
単純にその方がお店全体の雰囲気が良くなる、という判断でそうなったんだと思います
それは、MP3というフォーマットが、という事でしょうか?
それでしたら、Windows95の普及と、あとはISDN回線の普及ですね。
アナログ回線時代にもMP3ダウンロードサイトはありましたが
一曲落とすのに1時間とかかかってたので、一部の人間しか利用してませんでしたw
そういや有線とか、コンサート
あとアナウンスの声はどんな位置づけなんだろ
ミュージシャンとは違う分野みたいだけど
>>118
有線というのは、いわゆるUSEN440みたいな音楽配信事業の事でしょうか?
それでしたら、あそこはいわゆるTV局やラジオ局に近いポジションですね
今の時代、コンビニチャンネルでの放送なんかは特にものすごい効果がありますので
電波関係の凋落と反比例して影響力は増大しています。
ちなみに、USEN440の会社は独自に音楽事務所も構えていて
けっこう攻めたアーティストプロモーションを行っている期待の企業です。
声に関しては、どちらかと言うと声優業界の話になりますね
余談ですが、アナウンス専門みたいな声優さんというのも居て
もちろんアニメなんかもやってるんですが、とにかく駅でも留守番電話でも何でも
どこに居ても声を聞くという声優さんが居ます。
声優さんと音楽業界は違うんだ・・・
あれ、じゃあキャラソンやアニソンはどこに位置しているんですか
他業界とのコラボ?
>>133
まあそうですね、もちろん声優さんの歌というのも昔からある仕事なので
別にこちらとしては業務に変わりはないんですが
アニメの台詞の収録現場などはほとんど関わる事はありませんね
ただ、俺はやったコトないけど、アニメの音楽ディレクターなんかになると
収録なども関係してくるんでそっちも顔を出したりするみたいです
アニメの劇伴制作の場合も、最初に監督やキャスト陣とある程度顔合わせするコトもあります
>>120
売上は下がってますね。
オリコンチャートでのアルバム売り上げをですね
音楽バブル最盛期のトップ10と、2013年のトップ10比べると
ほぼ10分の1です。
ただ、ライブ動員数などは増えていますので
どちらかと言うとライブ現場の方はある程度盛り上がりが見えます
どう見てるんですか、昔と今の変化も含めて
>>121
ボカロについては、個人的には好きじゃないです
単純にあの機械的な音声が受付ないんで
ただ、曲によってはその機械的な音声をダフト・パンクみたいに
さらに機械的にして効果的に使ってる楽曲もあったりして侮れませんね
明らかに初代ミクから比べると今のモノは進化してるんで
今後、一つの大きなジャンルを担う事にはなるんじゃないかと。
10年後ぐらいには、ごく普通のオタクでも何でもない子が
ボカロ曲を普通のジャニーズに並べて聞いてる時代がくるかもしれませんね
東方については実はよく知らないんで・・・・・
丁寧なレスさんくすです
集客力は妥当だと思いましたが、Blogやツイッターは盲点でした。そうなるとYOUTUBEでの楽曲再生数、またはニコニコの再生数などもポイントとしては高くなるんですかね
ようは即戦力になりうるかどうかの判断材料が重要なのですね
ただもし、おっしゃるように日本音楽業界が泥舟もしくはタイタニック号だとしたら、今も音楽で名を残したいと夢を追う多くのアマチュア、インディーズミュージシャンが目指す先には光がなさそうですね…
もしくは>>1さんにとって、そういう夢追いミュージシャン達は今どういう方向を目指すのがいいと思いますか?
>>122
そうですね、youtubeでの再生数はかなり評価の対象になります。
youtubeは広告入れる事でダイレクトに収入にもつながりますし。
音楽で名を為したい、というのが「アーティストとして売れたい」というコトであれば
それはもう神に祈るしかありませんね・・・・
ただ、この業界の人間としてはぜひとも次代を担うスーパースターには出てきて欲しいので
頑張ってもらいたいと思います。
逆に、裏方(スタジオミュージシャンや作家)を目指しているならば
まあ、この商売実は最悪腕があればギターなり何なり一本持って生きてく事はできるんで
とにかく腕磨きましょうwww
>>123
そうですね、やはり原因の一つはコンピュータ技術の進化ですね
歌でも楽器でも、今はかなりの所まで治せるんで
コーラスの人にせよ、楽器弾きにせよ、昔のミュージシャンに比べて
純粋な技術は落ちてるんじゃないかと思います
(もちろん一線級の人達は治されるなんて屈辱だ、と考えてるんで
ものすごい技術を持っていますが)
あとは、歌が上手いからといって売れるコトと繋がらないんで
大黒摩季さんのように、コーラスをやってたスタジオミュージシャンが
アーティストとしてデビューする、というケースも少ないんじゃないでしょうか
ま、この仕事これだけ長いことやってるともうツブシきかないんで
業界と心中するつもりでやってますw
>>131
まあ、なくなりはしないと思いますが、問題は技術の継承と、レベルの維持なんです
スポーツで、競技人口の多い競技ほどレベルが上がるのと一緒で
音楽業界もエンジニアなりミュージシャンなりアレンジャーなりというのは
職人なので、人口が多ければ多いほどレベルが上がって行きます
ところが、購買層が縮小して、市場が小さくなると、その市場で食っていける人数が減ります
それによって、日本の音楽人のレベルが低下するんですね
そうすると、商品のクオリティが下がり、訴求力がなくなり市場が縮小する、と
その負のスパイラルになっていくと思うんですよ
俺もAKBってだけで曲にも興味なかったけど、曲聞いたらやっぱりいい曲多いよなあ
今までアニソン界での活動が主だった人がAKBとかアイドル専門になっちゃうかがちょっと心配だけど・・・
>>134
むしろ、J-POPだった人達がアニメ業界に行ってる方が昨今の風潮ですね
ただ、古い人達の意識としてはやはり「J-POP>アニソン」なので
実利というよりは名誉的な側面で
ここでアニソン作家からポップス作家へ
みたいな転身を考えてる人はいるかもしれません
俺なんかは元々ゲーム音楽が好きで作家活動始めたんで
むしろそっちの業界の仕事の方がよっぽど楽しいんですけどね
仕事としてみると田舎や地方にはないですものね
>>135
そうですね、特に俺みたいにミュージシャン兼業だと東京一択になってしまいます
どうしても収録だ何だと都心にいかなければいけないので
ただ、作家さんなんかは最近は地方の方も増えてるみたいですね
ネットで全て済ませる事も可能になってますし
●ロゲで有名な某クリエイター集団は半分ぐらいのメンバーが札幌って聞いた事があります
>>153
用途にもよりますが、10年たつとさすがに
内部で色々ホコリ溜まったりサビたりしてると思うんで
メンテナンスは必要かと
ライブとかで使ってるならもっと寿命は早く来るかもしれませんねw
作曲家にどこまで口出すの?
>>157
うーん、人によりますね
ちゃんと原作も読み込んで、監督ともしっかり話をして分かった上で
「このシーンの曲、この感じだとこのキャラとはあわなくなってしまうんで」
みたいに理路整然と注文してくる人も居ますし
あ、いいっすよー、みたいなイイカゲンな人も居ますし
「なんとなく気に入らない」程度のコトでリテイク出してくるダメPも居ますwww
別のミュージシャンのラジオ聴いたり雑誌インタビュー見ると
スピッツが好きなミュージシャンは多いみたいですか本当ですか?
>>158
そうですねえ、スピッツは面白いと思います
チェリーとかロビンソンとかが有名ですけど
アルバム曲なんかはかなり攻めた事をやってるんで
やっぱり、風潮に囚われずにやりたい放題やってる人、っていうのは
業界内では一定の評価を得ますね「アイツは男だなあ」みたいなw
おつかれさまー
なぜか癖になります。
http://youtu.be/_Em0Yo-u2XA