TOKIO城島茂・国分太一・松岡昌宏・長瀬智也の4人が緊急会見 コメント全文文字起こし(動画あり)
トピック
ジャニーズグループ「TOKIO」のメンバー山口達也が起こした強制わいせつ事件を受け、残る城島茂・国分太一・松岡昌宏・長瀬智也の4人で5月2日午後2時より緊急会見を行った。
会見で語られた全文を以下に文字起こし。
会見内容
松岡昌宏→城島茂→国分太一→長瀬智也の順に会見場に姿を現し、各々数秒間深々と頭を下げた。
その後、リーダーの城島茂→松岡昌宏→長瀬智也→国分太一の順に一人ずつ今回の件について語った。
城島茂
本日は皆様、私どもの為にわざわざお集まりいただき、誠にありがとうございます。TOKIOのリーダー城島茂です。今回、うちのTOKIOのメンバー山口達也が犯した事件におきまして、被害にあわれた方、そしてご家族の方に、TOKIOのメンバーとして心より深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした(20秒以上深々と頭を下げる)。そして、私たちTOKIOを支えてくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、全ての仕事関係者の皆様に本当に多大なご迷惑をおかけしました。心より深くお詫び申し上げます。申し訳ございません(深々と頭を下げる)。今回の山口の件につきましては、メンバー全員深く受け止めております。実際にこれまでに、事件発覚後時間がありましたけど、一刻も早くこのような形で何か自分達、TOKIOとして謝罪と、自分達の想いを発表しなければという気持ちはあってんですけども、事件発覚後、25日ですか、それから全員が集まったのが、なかなか時間がない部分がありまして、5人集まったのが30日、月曜日の夜でした。その中で5人でいろいろと話し合いまして、山口達也の口から出た言葉が「TOKIOを辞めます」という言葉でした。その言葉は5人の話し合いの中で自然と出たというわけではなく、本人はもともとその決意を固めていたようで、途中から自分のカバンの中から退職願い、辞表を取り出しまして、それをリーダーである私に託してきました。正直本人も憔悴しきってる中で、メンバーそれぞれ色んな想いを抱えて、5人集まったんですけども、そこでどうすべきか、TOKIOの今後の活動も含めどうすべきか、山口の処遇も含めどうすべきか、これはもういままで5人、自分たちで考えやってきた部分もあったんで、5人の話し合いでどうしようかって部分もあったんですけども、正直その・・なかなか山口の憔悴しきって、、その姿をみたときに、23年一緒にやってきた仲として、即決断、そうか辞めてくれ、っていうふうに言えない私たちがいました。ただあの、TOKIOとしてやっていかなければならない責任、確かにあります。今後私たちが芸能活動、音楽活動も含め、山口の処遇も含め、どうすべきか、その時答えが出せなかったのも事実です。ただ今僕たちにできることは、今日この会見でできることは、まず被害にあわれた方、そしてご家族に、TOKIOとして、メンバーとして、山口の責任はTOKIOの責任だと思っております。みんなの責任だと思っております。全員で謝罪会見を開かせていただくのが、まずはそこが一番優先ではないのか、という結論に至りました。1人は5人のため、5人は1人のため、そんな想いで23年、メンバー5人でつっぱしってきました。いいときも悪いときもありました。メンバーによってはデビュー前からですから、30年一緒にいた仲もいます、、、、たぶん今これ山口見てると思います。どういう結果になろうと、TOKIOのリーダーとして、矢面に立って、そして、メンバー3人もTOKIOとして、今日は全員で何を伝えれるのか、しっかりと皆さんの質疑応答にこたえて、きちっと報告できることはして、謝罪のことは謝罪して、そしてこの先どうするのかは、まだ答えはでてませんが、ただできることを、目の前にできることをただしっかりとやって、頑張っていくしかないな、という結論でございます。この結論が皆さんにとって、TOKIOって甘い!、リーダー甘い!、メンバー全員甘い!、いろんな声があると思っております。それも含めて、メンバー全員受け止めていきたいと思ってます。本当にこの度は申し訳ございません(深々と頭を下げる)。
松岡昌宏
今回は、うちの山口の事件で本当に被害をおうけになった方、そのご家族の方、そして今までTOKIOを支えてくださった関係者の方々、ずっとTOKIOを応援してくださったファンの方々、本当に今、申し訳なく、情けない気持ちでいっぱいです(涙を流す)。皆さんが、山口の会見をご覧になって、ご指摘されていた「自分にまだ席があるならそこに帰りたい」という発言を、自分で目にしたときに、山口の、彼の甘ったれたあの意見は一体どこから生まれるものなんだろうと、正直思いました。おそらくあの時の彼は、自分が崖っぷち、ではなく、自分が崖の下に落ちていることを気付いてなかったと思います。そういった、いろんなことから生まれてくる甘えが、その根源は一体なんだろうとずっと考えました。「TOKIOに戻りたい」「俺にはTOKIOがある」「TOKIOに帰る場所がある」、もしそういう気持ちが少しでも彼の中にある、その甘えの根源が、僕らTOKIOだったとしたら、これはあくまでも自分の意見ですけども、そんなTOKIOは一日も早くなくした方がいいと思います。僕がテレビを見てたらそうやって言う視聴者の一人になってたと思います。それ思いながらずっとメンバーにも会えず考えていく中で、その一方、本当に申し訳なく情けないんですが、ありがたいことに、番組継続、いろんなお仕事継続、そういうお声をいただいたとき、今僕ら4人できることはなんだと思うと、それをしっかり果たすことがプロなのではないか、っというその狭間で戦ってます。辞めるのは簡単だと、ただ与えられたはきちっとやらなきゃいけないのがプロだと思ってます。今、自分の中では全然整理がついてませんが、皆さんに聞かれたことには全てお答えしようと思ってます。何でも聞いてください。よろしくお願いします(深々と頭を下げる)。
長瀬智也
この度TOKIOのメンバーである山口達也が、皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。被害にあわれた方、被害者のご家族の方々、僕らでも想像ができないような、辛い気持ちにさせてしまい、大変申し訳なく思ってます。そして、関係者各位の皆様、スポンサーの皆様、各テレビ局の関係者・スタッフの方々、差し替え作業であったり、再編集作業、多大なるご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。そして、ずっと待ってくれているファンの方々、こういう形でカメラの前に立つことをどうかお許しください。自分がことをしったのは、他のメンバーと同じタイミングで知りました。正直ショックという気持ちが、強かったです。彼の会見もしっかりと、拝見しました。やはり、お酒のせいにしてしまったり、また、ここに戻ってきたいという発言も、彼の甘さがにじみ出ていたような気がします。大人として、一人の男としてこのように導くことが決して許されることではありません。被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと、胸が苦しいです。なので、被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを、心から願ってます。そして僕らも、この件にちゃんと向き合って、被害者の方ともちゃんと向き合って、各々ひとりひとり個人個人の仕事もあります。今はその頂いているお仕事を、一生懸命やらしていただきながら、今後の自分達を考えていこうかなと思っている所存です。本当に申し訳ございませんでした。
国分太一
本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、本当にありがとうございます。まずは被害にあった方、その家族に、同じグループ、メンバーとして謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした。そして、TOKIOを信じ、ずっと一緒に仕事をしてくださった皆様、大変申し訳ございません。そして何より自分達を信じ、一緒にここまで走ってきてくれたファンの皆様、悲しい思いをさせてしまい、本当に大変申し訳ございませんでした。正直、ここ数日、複雑です。今も複雑な状況で喋っています。朝起きて、ここ数日自分のやってる番組で必ず山口の記者会見を何度も見ます。悔しい思い、淋しい思い、山口の「もしまだ自分の場所があるのであれば」というあの言葉、もはやもうどう聞いてもいいか、わからない状況です。ただ、、自分の心の片隅に手を差し伸べてしまいそうになることも、あります。それはいけないんだと、わかってるんですが、毎日こういった感情が交互に現れます。山口が自分達の前で辞表を出したとき、何が起きたのかわかりませんでした。それでも普通は、この辞表は認めるべきだと思います。自分達もまだ冷静ではありません。山口自身もかなり憔悴すきった状況です。もしその辞表を受理したとしても、僕は山口を見捨てることはできません。彼がこれから被害者の方とどう向き合っていくのか、彼自身がどうやって自分と向き合っていくのか、それをしっかりと見続けなきゃいけないと、思っています。本当に申し訳ございませんでした。
その後、メンバーは席につき質疑応答に移った。
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